サーツのご紹介

分野別会員紹介

白石 泰久(しらいし やすひさ)


賛助会員
(有)楠建築設計事務所 代表取締役
専門分野 意匠設計、建物診断、耐震補強設計・監理、省エネ化とリフォーム・
リノベーション
こんな活動ができます/技術指導・講師・研究など

①COP21パリ協定(2015)の日米の協力体制が見直され、日本でも
 脱炭素化対策として、建築物の対策の遅れが問題になっています。
 「住生活基本法」の見直し、改正省エネ法施行等、 既存建築物の
 サスティナブル 対策
は耐震改修を含めて政治・経済的にも喫緊の
 課題となっています。
②省エネ化については10数年前から注目しており、CASBEE資格も
 取得しています.
(国の助成金にもよるが)URの空家対策や公営住宅の高齢者対策
 等、 温熱環境改善で省エネ化・住民の健康対策・建物の長寿命化
 ・可変住宅等で、外皮性能でコスパの高い標準化を目指します。

③脱炭素化は各省庁を跨いでおり、国の施策・助成金が必須であり、
 サーツでも産・官・学と協力して実施出来ればと考えます。

経験・実績
現在の職業等
昭和49年3月:九州大学工学部建築学科卒業
昭和49年4月:(株)汎建築研究所入社
・東京事務所(約2年)、九州事務所(約8年)お世話になった。
・ 織本匠構造研究所など有力な協力事務所が多く良い経験となった。
・当時UR九州支社、公営住宅などの配置・建物設計が多かった。  
昭和59年5月:(株)国建九州事務所入社
・建築課長として4年弱、URの他に主に民間建築物の設計・監理を経験。   
昭和63年2月:個人事務所として独立(法人化は平成3年12月)
・主に木造個人住宅を受注。
・国建在籍時からお付き合いのある不動産からの紹介物件を受託。   
平成元年12月~:UR九州支社でお世話になったOBの方が開設した
(株)窓建コン サルタント(東京・当時監理部主体)の依頼で、設計協
 力事務所として活動して、多くの新築設計物件を随契で受託出来た。
平成6年(有)楠建築設計事務所を福岡から東京に移転   
平成13年11月~平成22年7月:(株)窓建コンサルタントに在籍
・ URの発注形式がプロポーザル形式に移行して、設計部強化が必要と
 なり、(株)窓建コンサルタント常務取締役兼総括設計部長に就任。
 配置・建物プロポーザル、耐震その他改修など、設計部門を統括。
平成21年8月より(有)楠建築設計事務所に復帰  
・平成23年12月~:JASO(NPO法人 耐震総合安全機構)に所属。
 現在、東京都や23区を中心とした各自治体の旧耐震既存建築物の
 助成金を活用した耐震事業を行っている。
資格・受賞など ①資格
 ・一級建築士 第123863号
 ・東京都建築士会 会員
 ・CASBEE戸建 評価員      
 ・NPO法人JASO耐震総合安全機構 会員
②プロポーザル当選歴     
 ・H17年(UR)
  :上野台団地(建替)後工区配置建物基本設計(敷地2,5hr、650戸)
 ・H18年(国交省、BL、UR他)      
  :既存共同住宅団地の再生に関する提案       
    ㋑中層階段型住棟バリアフリー化の為のEVの提案       
     (当選により、基本・実施設計~西高島平で試験施工)     
    ㋺重量床衝撃音改善対策としての遮音床システムの提案
 ・H18年(UR)
  :ひばりが丘団地1BL後工区集会所建物基本設計
 ・H19年(UR)  
  :豊四季台団地(建替)第1期後工区中BL建物基本設計
主な実績リスト ①熊本須屋団地配置・建物設計(S56年:NPS優良モデル団地認定
②豊四季台第2団地配置・建物設計(S61年:80㎡大型スラブ試行)
③民間不動産紹介:約10件(S60~H3 社長、娘さんご夫妻ご自宅を含)
④ 堀内邸、向野邸(個人事務所時S63年~H2年:木造・当社HP参照)
⑤(株)窓建コンサルタント時(H2年~H21年、物件はUR物件多数)   
 a)新築物件(下記の他多数)   
  ・ヴェルディール森の里建物基本・実施設計(H5年:分譲46戸)    
  ・コンフォール上倉田配置・建物設計(H4~H7年:賃貸・約520戸)
  ・コンフォール滝ノ上配置・建物設計(H7~10年:賃貸・計4棟)
 b)耐震改修物件(下記の他多数)
  ・東中神団地1号棟他5棟耐震改修設計(H10~17年)    
  ・南神大寺団地4号棟他耐震改修設計(H10~15年)    
  ・川口前川町市街地住宅他3棟耐震改修実施設計(H20年)  
 c)バリアフリーEV改修物件(2タイプ)    
  ・中層階段室バリアフリーEV基本実施設計(2階段接続、H19~20年)  
  ・高幡台団地バリアフリーEV設置基本実施設計(1階段室毎、H20年)   
 d)UR検討設計ほか:土地有効利用に係る開発構想検討設計業務(多数)   
 e)主な調査報告書作成   
  ・一層二段自走式簡易駐車場導入に関する調査研究報告書(計3回)    
  ・機材の品質・性能基準(建築編)原案作(公共住宅建設共通仕様書用)
  ・UR外断熱常温防水仕様作成業務(熱アス⇒常温アスフ防水標準化)
⑥JASOでの旧耐震既存建物の助成金による耐震事業
  ・現在7件目の補強設計が完了しており、耐震改修工事前。
  ・5年前、1件の賃貸マンション耐震事業で、空家が多く耐震改修を
   しても、プラン自体が旧く、断熱もないのでニーズがないとのこと。
   よって住戸内部はスケルトンとし、経産省助成金制度()により
   外断熱(EPS板)とインナーサッシを使用して設備機器や配管更新
   を含むリノベーションを提案して採用された。
    室内温熱環境は良好で、立地も良いため良い家賃で満室となった。

 ※ URの試行設計以外で、この時サーツ会員の正岡さんにいろいろお世話
  になって民間で初めて助成金を使った省エネ設計・工事を経験して、
  その良好な効果を体験できた。コスパを含めて推薦できると考える。