「長野県 新建設産業創出モデル事業の概要と結果について」

●目的:
意欲と熱意を持って建設産業の経営革新(技術力・経営基盤強化、合併・連携、経営多角化・新分野展開)に取り組んでいる建設企業の意欲的・先進的な取組みを表彰し、これを広く発表することにより、企業経営者の一層の励みとし、企業のイメージアップ及び他の企業への波及効果を図る。
なお、第2次審査対象者に対しては、平成17・18年度の建設工事に係る長野県の入札参加資格の新客観点数の対象項目として評価する。
●実施日程:
・応募受付期間 7月16日(金)〜8月31日(火) 
・第1次審査(書類審査) 平成16年9月6日(月)
・第2次審査(プレゼンテーション)及び表彰式
 平成16年9月21日(火)長野県自治会館 中会議室
●審査委員:
新井庄市郎 新建新聞社社長
平尾 勇 (財)長野経済研究所調査部長
米田雅子 NPO法人建築技術支援協会常務理事*
志村勝也 長野県商工部長
島田忠明 長野県土木部長
●審査結果:
(1) 審査結果
 1) 最優秀賞
 ア 技術力・経営基盤強化部門 
   小木曽建設 環境に配慮した舗装材の開発に関する取組み
 イ 経営多角化・新分野展開部門 
   三矢工業 ウッドチップリサイクル・地質汚染調査等に関する取組み
 2) 特別優秀賞
  経営多角化・新分野展開部門
  北信土建 環境製品製造販売・不動産賃貸業に関する取組み
  →→→ 結果詳細についてはこちら(エクセルデータ)

(2)応募総数 44社
  2次審査対象 15社 経営多角化・新分野展開 12社
  技術力・経営基盤強化 3社
 なお、第2次審査に通過しなかった応募者のうち、審査委員会が意欲的な取組みとして評価した25社に対して、「奨励賞」を賞することとしました。
後列左より志村勝也 平野 勇 米田雅子 新井庄市郎 島田忠明
前列左より北信土建(株)、三矢工業(株)、田中知事、小木曽建設(株)
米田審査委員長のコメント 「全国で初めての、建設業構造改革や新分野進出を進める企業の表彰でありとても意義深い。がんばる企業を応援する仕組みができたことが嬉しい。各企業の前向きな取組みが44社も集まったことに、苦境の建設業から 新たな動きが起きていることを感じる。長野県の10地方事務所の構造改革支援幹の方々の尽力も大きいと思う。」