シンポジウム・セミナーのご案内

平成28年度「サーツ寺子屋」

 28年度も皆様のご期待にこたえる企画を予定しています。講座については詳細が決まり次第、ホームページに随時掲載します。
 皆様のご参加を歓迎します。

       

 第4回講座
 10月28日(水)
 18:00~ 20:00

  終了しました

テーマ: -超高層マンション大規模修繕工事シリーズ(その2)-  
「超高層マンションにおける大規模修繕工事、現状の課題と取組について」

 日時:平成28年10月28日(水)18:00~20:00   
 会場:東京大学 本郷キャンパス工学部11号館8階 松村藤田研究室 会議室
 講師:永井香織 日本大学生産工学部建築工学科准教授
 受講料:無料  (ただし、資料代・飲物代など 一般1,500円、学生1,000円) 
 募集人員:25名

講座概要:
 超高層マンションをはじめとする超高層建築物のストック数が増加し、その大規模修繕工事も増加している。日本建築仕上学会超高層集合住宅WGでは、その工事において何が課題で、どのような考え方で進めるのがよいのか、計画の立場から、工事の立場から、そして材料の立場から見えてくる課題について考えている。 その内容の概要を紹介する。

 第3回講座
 9月28日(水)
 18:00~ 20:00

  終了しました

テーマ: -超高層マンション大規模修繕工事シリーズ(その1)-  
    「超高層マンション大規模修繕工事 仮設足場計画の重要性」

 日時:平成28年9月28日(水)18:00~20:00   
 会場:NPO法人建築技術支援協会(サーツ) 会議室
 講師:小俣由紀夫氏 日本ビソー(株) 仮設ゴンドラ事業本部 営業推進部長
 受講料:無料  (ただし、資料代・飲物代など 一般1,500円、学生1,000円) 
 募集人員:25名

講座概要:
 1976年超高層分譲マンション第1号の与野ハウスが竣工して40年が経過し、超高層マンションも今や1,300棟を超え、年間100棟単位で大規模修繕工事が実施されています。 現在施工している超高層マンション大規模修繕工事は、概ね2000年代初頭に竣工した物件の第1回目の大規模修繕工事が中心となっています。
 今回我が国の超高層マンションの変遷を紹介し、現状ストックからみた超高層マンション大規模修繕工事の予測、全国の超高層マンション大規模修繕工事の仮設足場実績を仮設足場別に紹介させて頂きます。 特に超高層マンション大規模修繕工事の成功を左右する仮設足場計画の重要性について、以下検討するポイントを事例と共に紹介させて頂きます。
  1. 安全性

    法的規制や強風対策や飛散防止対策・作業員の安全対策・免震装置での仮設足場事例

  2. 作業性

    作業員の動線計画や作業効率向上対策事例 超高層マンション形状による工期設定
  3. 工事中の環境対策

    工事期間中の上層階・下層階での環境配慮の検討・飛散防止養生方法等  
  4. 経済性

    コスト検討課題や全体工事期間の検証
 また新築段階で実施しているメンテナンス設備の事例紹介や超高層建物に見る、省力化・ロボット化の事例紹介により、今後の仮設計画の検討材料にして頂けたらと考えております。

 第2回講座
 6月16日(木)
 18:00~ 20:00

 終了しました

テーマ: 「外断熱改修をめぐる実践と展望」
    ―多摩ニュータウン鶴牧団地での経験を踏まえて―


 日時:平成28年6月16日(木)18:00~20:00   
 会場:東京大学 本郷キャンパス工学部11号館8階 松村藤田研究室 会議室
 講師:小関晴孝氏 (株)クワトロ 代表取締役
 受講料:無料  (ただし、資料代・飲物代など 一般1,500円、学生1,000円) 
 参加人員:12名

講座概要:
 2013年から2014年にかけて東京都多摩ニュータウンの356所帯の団地で外断熱による大規模修繕工事があり、そのプロジェクトの設計及び工事での監理業務に携わった経緯から、またその後も当団地の敷地外構計画策定、住民アンケート調査、給排水等設備改修計画 それに伴う長期修繕計画策定業務等々にコンサルタントとして現在も継続的に関わっている経験から外断熱改修に伴う種々の対応や今後の展望をテーマとしたセミナーです。
 前半は、プロジェクトの概要、内容と外断熱改修工事の特徴、効果及びメリット等について説明します。また工事工程についても簡単に触れます。
 後半は、当プロジェクト成立の大きな要因のひとつでもある補助金制度(国交省:住宅・建築物省CO2先導事業)の概要、住民が継続して居住している状況での改修工事上の諸問題、管理組合特有の組織形態に起因する住民説明会などを通じての合意形成の有り方、進め方そして外断熱工法を採用することによりライフサイクルコスト(LCC)上の観点からの長期修繕計画への反映、考え方などの内容です。

講師プロフィール:

 1948年 生まれ  

 1972年 日本大学理工学部建築学科卒業
 1972年 東海興業株式会社入社
       建築設計部長
       医療福祉施設営業部長 等歴任
 2007年 一級建築士事務所株式会社クアトロ入社
 2009年 株式会社クアトロ 代表取締役就任
      現在に至る

 第1回講座
 4月22日(金)
 18:00~ 20:00

 終了しました

テーマ: 「日中交流会・中国の超高層、西安・兵馬俑を訪ねて」
    ―第11回日中建築構造技術交流会(武漢)と歴史・観光地探訪、その日中交流について―


 日時:平成28年4月22日(金)18:00~20:00   
 会場:東京大学 本郷キャンパス工学部11号館8階 松村藤田研究室 会議室
 講師:第11回日中建築構造技術交流会(武漢・上海)参加者 サーツ会員 安部重孝
    第11回日中建築構造技術交流会(武漢・西安)参加者 サーツ会員 中野時衛
 受講料:無料  (ただし、資料代・飲物代など 一般1,500円、学生1,000円) 
 参加者:20名

講座概要:
日中建築構造技術交流会の経過紹介と第11回交流会(武漢)、訪問先(上海)等報告 安部重孝
  故梅村魁東大名誉教授のご指導で、1993年第1回日中建築構造技術交流会(北京・清華大学)以来隔年毎に開催しています。昨年2015年10月に第11回交流会(武漢・華中科技大学)を開催しました。これらの経過と会議の興味あるところを紹介し、会議後に上海を訪問しましたので、浦東地区で竣工した上海センター(高さ632m)等について報告します。
交流会前後の建築現場(武漢)視察と観光地(西安・兵馬俑)見学の紹介     中野時衛
  中国で開催の時には会議の前後で建築現場、観光地査察を行っています。昨年10月の第11回交流会では、武漢市内で建設中の緑地国際金融城(高さ636m)視察と西安の兵馬俑等の見学を紹介いたします。上野の兵馬俑の展覧会は終わったようですが、現地の状況を紹介します。敦煌、黄山、アモイ等も時間があれば少し紹介しましょう。