阿部 市郎(あべいちろう)
 正会員 理事・相談役 戸建住宅部会部会長

◆専門分野◆
 住宅産業(2×4工法に関する技術開発、商品開発、工業化  開発、経営合理化、 その他木質住宅合理化、特認取得に関 する指導)、住宅設計

◆こんな活動ができます/技術指導・講師・研究など◆

・五十有余年の技術経験の中で、工務店・設計事務所・大手住宅メーカーの経営に携わり、木造軸組工法・工業化住宅(プレハブ住宅)・2×4工法等の、木質住宅の合理化技術開発、商品開発、技術指導、設計実務等を推進してきました。
 これらの経験を生かして技術の伝承のために、公正な立場で技術指導・助言、講師等の活動をすると共に、エンドユーザーにもマイホームの夢をかなえるためにアドバイスしてあげたいと思っています。
・「社会教育活動」
住宅に夢を持つ一般需要者に対して、夢と現実のギャップを埋める活動、即ち、各種住宅工法の正しい知識、住宅を契約し、入居するまでの諸制度等の理解を深められる解説をします。
・「教育普及活動」
木質住宅、特に2×4工法についての実践的な技術講座、設計から材料施工までを経験論的に語ることができます。
 特にホームビルダー設計担当者のために、住宅営業設計プレゼンテーションの基本実技(デザイン様式・カラーリング・点景描画・陰影等、顧客に感動してもらえる効果的なプレゼンテーション作成のための実技スキルアップ)指導を行います。
・「情報発信活動」
戦後の一般住宅の変遷、2×4工法の導入と発展過程、技術の変遷等を著書等により発表しています。
・「技術相談−1」
住宅の建設や、まちづくりに関心を持つ需要者の相談に応じます。また、性能規定化の時代を迎えてそれに対応する技術者からの相談に助言します。
・「技術相談−2」
住宅建設やまちづくりに取組む事業主に対して、計画への助言、事例の紹介等いたします。
・「技術指導・調査研究・講師派遣」
木質住宅、2×4工法住宅に関する技術指導、研究開発、商品開発、講師派遣等に応じられます。
 特に、50年に渉る木造住宅、ツーバイフォー工法等の住宅設計建設の経験から、既存木造住宅の耐震補強・リフォームに対する適切なアドバイスが出来ます。

◆経験・実績◆

 家業の工務店に於いて、大工技能を身をもって体験し、その後、建設会社で工事施工管理、次に設計事務所でホテル、学校、事務所ビル等の意匠設計を担当し、住宅産業に転じて、プレハブ住宅の揺籃期より木質系プレハブ、鉄鋼系プレハブ、ユニット住宅、ED工法(2×4工法)等の技術開発、工業化に携わり、特に2×4工法はクローズドシステムの時代から業界の技術面のリーダーとして本工法のオープン化に協力し、(社)日本ツーバイフォー建築協会の設立時より22年間に亘り技術部会長を歴任し、2×4工法の普及啓発に努めてきた。

技術面では数多くの建設大臣特認を取得し、特に世界で初の2×4工法による免震住宅の開発、特認を取得している。
主な研究開発成果

永大産業(株)
・木質プレハブ 永大ハウス FC型(富士)38条特認
・ 〃 〃 NBK型 〃
・鉄骨+木質パネル 〃 ユニット住宅 〃
・2×4工法 〃 ED工法 〃
・ED工法実大構造実験(我が国初の2×4工法実大実験)
三井ホーム(株)
・木造3階建共同住宅(2×4工法)の開発
・2×4工法の工業化開発 38条特認
・ネイルプレート「コネック」の開発 38条特認
・2×4工法の免震住宅の開発 38条特認
(社)プレハブ建築協会
・木質系パネル構造技術基準案
・プレハブ建築協会自主工事管理基準策定
・プレハブ技術者教育制度策定
(財)日本建築センター
・枠組壁工法技術基準案(作成委員)
・木造3階建共同住宅等実大火災実験(協力委員)
(社)日本ツーバイフォー建築協会
・3階建タウンハウス実大構造・火災実験(協会委員)
・3階建戸建住宅実大火災実験( 〃 )
・枠組壁工法自主工事管理基準(委員長)
・検査員登録制度創設(委員長)

主な建築作品

設計担当
SRC造 箱根仙郷楼本館設計管理
RC造 学習院女子短大校舎増築工事
学習院大学校舎増築工事
東邦生命支社ビル設計管理(大分、青森、盛岡、名古屋、その他)
東邦生命支店ビル設計管理(塩釜、小田原、月寒、その他)
成女学院校舎増築工事設計管理
その他千代田生命、日本火災事務所新築工事、以上東久世建築設計事務所
(株)ユーアンドエー研究所社長として
2×4工法 ハウステンボスワッセナー(オランダ風住宅団地)
マスタープラン及び住宅設計(77戸)
JA町田 しあわせ野 木3共町づくり(住宅公庫総裁賞)
  ここち野 〃
  成瀬台 〃
住宅生産振興財団まちづくり設計コンペ建設大臣賞

◆現在の職業など(退職時の職業など)◆

・建築技術支援協会 常務理事

◆資格・受賞など◆

・1997年 建設大臣表彰(住宅の研究、啓発)
・一級建築士(登録番号40810)

◆略歴◆ 

・昭和22年3月 芝浦高等工学校建築学科卒業
・昭和22年7月 株木建設株式会社 入社
・昭和29年4月 阿部建築事務所 自営
・昭和34年1月 (株)東久世建築設計事務所 入社
・昭和42年8月 永大産業株式会社 入社
・昭和47年2月 永大産業(株)取締役ハウス研究所長
・昭和54年2月 三井ホーム株式会社 入社 顧問
・昭和54年6月 三井ホーム(株)取締役開発技術部長
・昭和62年6月 三井ホーム(株)常務取締役技術部長兼総合研究所長
・昭和63年3月 株式会社ユーアンドエー研究所設立 代表取締役社長を兼務
・平成 7年6月 三井ホーム(株)常務取締役兼ユーアンドエー研究所社長を退任し、三井ホーム(株)常勤顧問兼(株)ユーアンドエー研究所相談役に就任
・平成10年4月 三井ホーム(株)顧問  平成12年3月 三井ホーム(株)退職
・平成10年11月 建築技術支援協会常務理事。現在に至る
(公的団体暦)
・昭和46年〜53年 (社)プレハブ建築協会木質系技術分科会代表事、住宅部会長代行、プレハブ教育実施委員長
・昭和51年〜平成10年(社)日本ツーバイフォー建築協会設立時より22年間技術部会長
・平成 3年〜12年 住宅生産団体連合会木造3階建共同住宅等開発委員会委員長
・平成10年 農林水産省森林総合研究所外部研究評価委員
・平成 6年〜 現在 日本キリスト教放送(FEBC)理事長

◆論文・著作など◆

・「住宅の工場生産」後藤一雄編著 理工図書(株)(木質プレハブの生産)執筆(全304頁)1977.6
・「木の国の文化と木の住まい」小原二郎、矢田茂樹、阿部市郎共著 (株)三水社(全218頁)1994.4
・「安心という居住学」杉山英男、(社)日本ツーバイフォー建築協会共著 協会執筆委員(株)三水社 (全216頁)1996.10
・「木の家づくり」(財)林業科学技術振興所編 海青社 第3章「いよいよ家を建てよう」執筆
・「住宅技術の新常識」建築技術支援協会著 日経BP社 一部執筆
・「プレハブ建築技術者教育テキスト・業務編」執筆委員 (財)日本建築センター(全328頁)1975.3
・「枠組壁工法による住宅設計の手引き」基本設計編執筆 (財)日本建築センター(全250頁)1976.2
・「枠組壁工法建築物設計の手引き」執筆委員 (社)日本ツーバイフォー建築協会(全208頁)1992〜1998
その他雑誌原稿多数