インターネットを強い味方に!
    −情報力アップと趣味を広げるツールとして−・・・・・泉 清之


はじめに
 メールと同様にインターネットを毎日利用している会員は少なくないと思います。インターネットは、その利用環境がADSLや光ファイバーといったブロードバンドへの移行に伴い、機能も大幅に拡大してきています。しかし、これらを十分理解し、生活に密着した形で使われている方は、比較的少ないのではないでしょうか。今回はインターネットでどんなことができるかをご紹介します。インターネットをより理解し、強力な道具として活用していただければと願っております。

1. インターネットの基礎
 インターネットはワールドワイドに散在する無数のウェブサイトから自分が見たいサイトのURLを指定して表示させることが基本です。
 URLはウェブサイトのアドレスで、サーツのホームページのURLはhttp://www.psats.or.jpです。指定したURLのサイトを表示してくれるのが「ブラウザ」と呼ばれるソフトです。Windowsでは一般にマイクロソフト社のIE(Internet Explore)が利用されますが、他にもFirefoxやThunderbirdなど多くのブラウザがあります。Firefoxは「これまでのブラウザと比較して桁違いに速い」と評価する人もあり、一度試してみる価値があるかもしれません。私も最近はこれを利用しています。
 必要なURLを表示させる場合、URLをブラウザのURL表示領域に直接入力することはできますが、一般には表示させたいと思うサイトに関連するキーワードを入力して、サイト検索し、検索結果の中から自分の要望にフィットするサイトを表示させます。例えば、上記のサーツのURLを入力する代わりに、「サーツ」をキーワードとして検索すると検索結果の1つとして、サーツが表示されます。
 このような検索を行うサイト(検索サイトまたは検索エンジン)としては、「google」、「Yahoo! JAPAN」、「MSN」、「Infoseek」、「goo」などがあります。各々検索手法が異なるため、検索結果は異なり、各々常に改良が加えられています。
 「BIGLOBE」や「@nifty」、「OCN」などのプロバイダーのホームページでも、検索機能を提供しています。これらのサイトでは、「ニュース」や「天気予報」、「地図」、「辞書」など頻繁に利用される項目をメニューとして提供しています。これらのサイトは一般的にポータルサイトと呼ばれます。

2. ポータルサイトの活用
 上述のように、色々なポータルサイトが存在します。これらの中から、自分の好みのサイトをブラウザ起動時のホームページに設定しておくと便利です。設定方法は好みのサイトを表示後、「コントロールパネル」の「インターネットオプション」でホームページに「現在のページを使用」を選択します。
 まずは、ブラウザ起動時に表示すべく設定したポータルサイトに表示されている「ニュース」や「地図」などのメニューを一通り確認しましょう。情報収集や毎日の暮らしに役立つメニューが沢山あります。これらのメニューを一通り見るだけでも意外な発見があるものです。サイトによっては、ホテルや格安航空券チケットの予約など、旅行好きの人には是非活用してほしいメニューも用意されています。また、多くのポータルサイトで無料のウェブメールが提供されており、あらかじめそのサイトのメールアドレスを取得しておくことにより、インターネットが利用できる環境があればどこからでもメールのやり取りができ、国内、海外を問わず旅行時などには大変便利です。

3. “絞り込み”技術を向上して情報力の強化を
 「情報収集」は論文作成や記事原稿の作成などの他に、展覧会やコンサートなど自分が興味を持っている分野のイベントを探すなど、日常生活の中で頻繁に生じる作業です。 
 このような作業には、インターネット検索は最も便利なツールと言えるでしょう。ただ、上記のキーワードによる検索では、検索結果として膨大な不要サイトも候補表示され、必要なサイトがなかなか見つからず、時間を無駄に費やしてしまうこともあります。情報収集をより効率的に行うためには、検索時の絞り込みの技術をマスターしましょう。

@ 「・・・とは」検索
 例えば、上記の「URL」とは何かを知りたい場合、キーワードとして「URL」だけを入力すると「URL占い」など不要なサイト候補が多数表示されます。そこで「URLとは」のように、知りたい用語の後ろに「とは」を追加して検索すると必要なサイト候補が上位に表示されます。

A AND検索
 複数のキーワードを入力することにより、効率的に絞り込みができます。キーワード間にブランクを入れます。例えば、上記の「サーツ」で検索する場合、他に「サーツ」を含むサイト(例:・・・コンサーツなど)が多数候補表示されます。これを避けるためには、「サーツ 建築」のように複数のキーワードを入力することにより、効率的な絞り込みができます。キーワードが多いほど効果があります。

B フレーズ検索
 キーワードに複数の単語を含む場合、例えば「建築技術支援協会」をキーワードとした場合、「建築技術」や「技術支援」、「協会」などの単語があり、これらを含む全てのサイトが候補表示されます。これを避けるためには、”建築技術支援協会”のように前後を”で囲むことにより、指定したフレーズを含むものだけが候補表示されます。ちなみに、Yahooで”建築技術支援協会”を検索すると31,500件ヒットします。サーツが色々なサイトで引用されていることがわかります。(単に「建築技術支援協会」で検索すると350万件)
C 検索エンジンの変更
 前述のように、検索サイトは各々検索エンジンのアルゴリズムを異にします。検索結果に満足がいかない場合、他の検索エンジンを利用してみてください。良い結果を得ることができるかもしれません。前述のFirefoxというブラウザでは、キーワードを入力後、検索エンジンを選択できるので大変便利です。

4. お役立ちサイト・機能の紹介
@ オンラインショップ、ネットオークション
 オンラインショップ(インターネットを利用した商品の取引)が急速に普及してきています。家電や家具、本、CD、各種チケット、パソコンソフトなど、あらゆる商品があり、自宅から24時間好きな時に購入できます。ショッピングサイトには地域特産店や各種専門店の他に、色々な店舗の商品を集めたショッピングモールのようなサイトがあります。後者には、店舗別価格比較の機能をもつものが多く、利用者にとっては大変便利です。一般に実際の店頭価格よりも安く入手できます。最大手の「楽天市場」は2万店以上の店舗を抱え、このサイト内の「シニア市場」はシニア用の品揃えの他、文字も大きく表示されます。
 購入商品が決定したら、名前や住所、メールアドレスなどの情報を登録後、支払方法・配送方法を指定します。見えない相手との取引のため心配だ、あるいは個人情報をネットで流すと傍受される可能性があるといった懸念を持つ人も多いと思いますが、データの暗号化技術が進み、以前よりは随分安全になってきています。しかし支払方法は、手数料は掛かりますが、代引きが無難でしょう。
 パソコンソフトや音楽データはダウンロードして即座に利用できるので、大変便利です。ただ、この場合、クレジットカード番号の入力を必要とします。
 代表的なショッピングサイトをいくつか紹介します。
 「楽天市場」 総合店 http://www.rakuten.co.jp/
 「アマゾン」 本やCD、生活用品 http://www.amazon.co.jp/
 「ベクター」 パソコンソフト   http://www.vector.co.jp/
★体験版もあり、無料ソフトも数多く取り揃えられています。
 「アイチューン」 音楽 http://www.itunes.com/jp/
★500万曲を配信、30秒の試聴が可能で購入後の曲選択も容易。
お持ちのパソコンが小さい音しか出ない場合は、アンプ付きのUSB接続スピーカを取り付けると迫力のある音を楽しむことができます。通常は1.5万円前後のスピーカで十分です。iPodなど携帯音楽プレーヤーにコピーすることもできます。
 一方、ネットオークションはインターネットを利用したフリーマーケットで、対象商品は、まだ使える中古品の他、オンラインショップとほぼ同じ商品が出品され、新製品や限定品も扱われています。対象商品毎に入札の残り時間や現在の最高入札額が表示されます。出品者は取引成立毎に評価され、商品の品質や受け渡し、対応の良否等の評価が公開され、安心できる仕組提供の工夫がなされています。家電や家具など、比較的高額なもので、入手を急がないものの購入には、時々出品状況を確認するなど、是非利用してみてください。ただ、落札した時の味が忘れられず、凝って不要なものまで買ってしまう人もいるようですので、ご用心! 慣れてきたら出品にトライするのも良いでしょう。代表的なオークションサイトを紹介します。(一部有料)
 「ヤフー・オークション」  http://auctions.yahoo.co.jp/jp/
 「楽天オークション」    http://auction.rakuten.co.jp/

A 友人や新たな仲間とのコミュニケーションをサポートする「SNS」
 SNS(Social Networking Site)は、限られたメンバー(会員)間での交流をサポートするサイトです。各種のSNSがあり、会員は紹介制によるものもありますが、最近は登録制が多くなってきています。入会時に自分専用のページが用意され、自己紹介データ(公開項目は指定可能)、趣味、意見などを記載します。また、日記やその他雑文などを随時追加掲載することができます。この内容を見て、興味がある人が連絡してくれます。また、他の会員のページを見ることができ、自分のページへの訪問会員を知ることもできます。このようにして、友人の輪が広がることになります。総務省は、現在1,000万人以上が利用していると予測しています。
下記のようなSNSがあります。
 「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)」  http://smcb.jp/
★中高年の利用者も多い
 「この指とまれ」   http://www.yubitoma.or.jp/
★略称「ゆびとま」と呼ばれ、ウェブ同窓会が特徴。小学校から大学まで全国60万校をカバーしている。懐かしい同級生に出会えるかも・・・
 最近、「ブログ」(Web Logの略)という言葉が頻繁にでてきますが、これは簡易型ホームページで、日記や雑文、写真をウェブに公開することができ、読んだ人からコメントをもらうこともできます。この目的はメンバーを限定しないSNSと捉えることができます。多くのポータルサイトがブログ開設の機能を提供しています。

B その他のサイト
 その他の無料お役立ちサイトとしては、次のようなものがあります。
 「宅ふぁいる便」  http://www.filesend.to/
★メール添付できない大量のデータを送ることができます。実際にはデータをアップロード後、相手にダウンロードしてもらう仕組み。100MBまで可能。無料で、送付者は会員登録が必要。
 「ジョルダン 乗換案内」  http://www.jorudan.co.jp/
★出発・到着駅を入力することにより、乗車時間・距離、料金の確認が可能。さらに外部サイトにリンクし、宿泊施設やグルメ関連の情報も提供。
 「ぐるなび」  http://www.gnavi.co.jp/
★地域別、料理別のレストランや飲み屋などの紹介サイト。クーポン券が用意され、割引サービスが受けられる店が多い。
 「便利・お役立ちサイト」  http://benrinavigator.com/
★お役立ちリンク集で、各種の領域で役立つサイトが多数リンクされ、大変便利です。

まとめ
 ここで紹介したもの以外にもチャットや音声通話、ビデオ通話などがあります。また、サーツのホームページには会員専用ページがあり、掲示板や最新の会員情報(連絡先を含む)などが利用できますので、大いに活用してください。