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私が果樹栽培を始めたのは3年前ですので、キャリアはまだ短いのです。ご近所の方から、農家のおばあちゃんがそろそろ農作業が出来なくなったので畑(80坪、後に120坪に拡大)を使わないかと持ち掛けられたことが切欠です。
私の住まいである海老名は、駅前こそ超高層免震マンションが建っていますが駅から300Mも離れると畑や田んぼがあり、まさしく田園都市?なのです。
結局3家族で120坪の農地を借り受け(賃料はお中元とお歳暮のみ)私はその内30坪を耕すことにしました。周りは本格的な農地と家庭菜園の混在した地域で野菜畑が主体です。周りが野菜なので、あえて果樹をそだてることにしました。
今はぶどう、いちじく、なし、レモン、ベリー類そして蕎麦とライ麦を育てています。果樹は野菜と違い週1回の手入れで何とかなるのでサラリーマンには適した選択であったと思います。
所詮素人ですので収穫を目的としない農業を旗印にただただ土を耕し、雑草を抜き、あわよくば果実が実れば良しとする精神でやっています。
今年は好天に恵まれ、3年以降に成ればいいと思っていたブドウができました。(ワインにするにはまだ少なすぎる収穫ですが)またラズベリーとブラックベリーのジャムが食卓に並ぶほどの収穫がありました。昨年はハンドミルを購入して収穫した蕎麦で年越しそばを賞味しました。
もともと果樹に興味を持ったのはジョン・シーモア著の「自給自足の本」を読んでからです。この本によると5000坪の土地があれば自給自足ができ そのノウハウが書かれています。現在はその1%以下の土地ですからとても自足は無理ですが、将来のためのテスト・プランテーションと考えると夢が膨らみます。
何といっても土に接することで心身共に日常からの切り替えが出来ること、またハーブの香りでリラックスできるので夏の雑草取りも、ちっとも苦になりません。
今(11月)は、蕎麦の刈り取りとライ麦の種まきをしながら、景気が回復して住宅がたくさん建つようになれば良いと思いつつここ海老名だけは宅地化が進まないでほしいと、矛盾した考えを堂々巡りさせつつ農作業にはげんでいます。
来年は収穫したブドウで作ったワインを飲みながらライ麦パンを食べるのを楽しみに日曜日を過ごしています。
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